大規模林道事業の整備のあり方検討委員会は、北海道の3つの区間について、事業を計画通り着工するかどうか検討しています。同会はその結論を来年3月までに出す予定です。

この検討委員会の委員たちが8月7日(木)に道内二つの区間を現地調査し、翌日は帯広で地元の団体から意見聴取を行います。当初ナキウサギふぁんくらぶは排除されていましたが、十勝自然保護協会からの強い働きかけにより、参加し意見を述べることができることになりました。

私たちは調査によって、林道沿いにナキウサギの生息地が複数箇所確認しています。大規模林道工事によってナキウサギの貴重な生息地を破壊することは許されないことです。札幌から複数名参加しますが、帯広近郊の会員にもぜひ参加、傍聴(公開されている)をしていただくよう強くお願いします。

意見聴取会の詳細は下記林野庁のサイトにあります。

http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h15-7gatu/0729daikibo.htm

大規模林道事業の整備のあり方検討委員会現地調査及び
地元等意見聴取の実施について

大規模林道事業の整備のあり方検討委員会現地調査及び地元等意見聴取の実施を下記のとおり行うこととしましたのでお知らせします。

1 現地調査

(1) 実施日時

平成15年 8 月 7 日(木)

(2) 現地調査対象区間:平取・えりも線 様似区間(北海道様似町)

置戸・阿寒線 置戸・陸別区間(北海道置戸町、陸別町)

2 地元等意見聴取

(1) 実施日時

平成15年 8 月 8 日(金)8:30〜12:00

(2) 会 場

帯広東急イン2F「橘」 帯広市西1条南11丁目2

TEL 0155-27-0109

3 その他

(1) 公開で実施します。

(2) 地元等意見聴取は、あらかじめ、委員会から発言をお願いした方から意見を聞くものです。

(3) 大規模林道事業の整備のあり方検討委員

岸 康彦(財)日本農業研究所研究員
北村 昌美山形大学名誉教授
小林 洋司東京大学大学院教授
清水 浩志郎秋田大学工学資源学部教授
早坂 みどり住空間工房代表
松島 昇(財)自然環境研究センター研究主幹

問合せ先

林野庁森林整備部整備課 瀬戸、洞下(ほらげ)

TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254

        03-3581-1032(直通)

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